いつまでそのやり方?出汁はコレで簡単待つだけ!「水だし」のやり方
スポンサーリンク
こんにちは。ヒッサンです。
みなさん、出汁ってちゃんととってますか?今は顆粒だしがスーパーなどで簡単に買えるので、ついつい簡単に済ませちゃいますよね…。
たまにはしっかりと出汁を取ってみてください!それだけで、いつもの料理がワンランクアップしちゃいますよ!
とはいえ、出汁を取るのってめんどくさそう…。手間がかかるんじゃない…?
と、思っている方!そんなことないんです!
手間がかからず、冷蔵庫に入れておくだけで出汁がとれちゃう「水だし」という方法があるんです。僕は、ぜひコレをおすすめしたい!
というわけで、今回は「水だし」で出汁をとる方法や、「水だし」をすることのメリット、それにちょっとした小話なんかも合わせて紹介していきますよ!
この記事を読んだら、すぐにできるのでぜひお試しを!
また、そもそも出汁の「うま味成分」ってなんなの?と、気になる方はこちらの記事で詳しく解説しているので見てみてください。
「水だし」の方法
さて、水だしのやり方をいつものようにレシピ形式で紹介していきます!
使うのは、「昆布」と「干ししいたけ」。
しいたけはそれ単品で出汁として使うことはあまりないですが、干ししいたけの戻し汁を出しとして使います。昆布の出汁と合わせて使うとこれがまた絶品なんです!
というわけで、材料です。
≪昆布だし≫
・だし用の昆布 10㎝×10㎝
・水 1L
≪しいたけだし≫
・干ししいたけ 3個
・水 1L
以上です。
作り方
まずは、昆布から。昆布は、水洗いなどはせず、固く絞った濡れふきんなどで表面をさっと拭いておきましょう。水洗いするとうま味も流れ落ちてしまうのでしてはいけません。
その後、保存容器に昆布と水を入れ、あとは冷蔵庫へ!これだけ。簡単でしょう?
写真の左側ですね。右側はしいたけです。
後は12時間ほど置いたら、完成!
12時間ほど経ったら、昆布は取り出しておきましょう。
しいたけもやり方はおんなじです。
干ししいたけ3個と水1Lを保存容器に入れ、冷蔵庫で12時間ほど置いておきます。
昆布のときと同じように12時間経ったらしいたけは取り出しておきます。
12時間たったものがこちら。昆布もしいたけもかなり大きくなっていますね。しいたけの方は色もかなり出てます。
〇料理で使う場合は、この2つの出汁を1:1の割合で合わせて使うと良いですよ!
「水だし」のメリット
どうですか?水出し、とっても簡単でしょう?夜眠る前に仕込んでおいたら、朝にはもうできているので手間なくおいしいだしがとれちゃいます!
さらに、この「水だし」でとった出汁は、湯だしでとるよりもゆっくりと時間をかけてうま味成分を抽出するので、上品な味わいに仕上がるんです。
容器に入れておくだけで、簡単に作れてさらにおいしく仕上がるんですから、もう最高ですね!
保存について
さて、保存ですが、基本は冷蔵庫で保存します。
昆布だし、しいたけだし、どちらも2~3日で使い切りましょう。
また、長期間保存したい場合は製氷皿などに入れて、冷凍保存もできます。こちらは、2週間ほどで使い切るようにしましょう。
また、冷凍保存する場合は、通常よりも高い濃度で作ってあげると、固形コンソメのような使い方ができて大変便利です!僕はいつもコレ作ってます!
どうして海水は出し汁にならないのか?
さて、水につけておくだけで、出汁が取れることが分かりました。しかし、そうなると1つ疑問に思いませんか?
なんで海水は出し汁にならないんでしょうか?
昆布は海から取られたもの。もちろん海にはたくさんの昆布が生息しています。水の中でじっくりとうま味成分が抽出されているのなら、今ごろ海水はもっとうま味たっぷりの(さらに塩気も効いた)スープになっていてもおかしくないですよね?
でも実際、海水はただしょっぱいだけ…。さて、この理由、ちゃんと答えられますか?
1.地球の約7割は海なんだから、昆布がちょっとうま味を出したからってほとんど変わらない。(実際には少し出てる。)
2.海の塩分濃度は約3%。そのため、浸透圧の関係で、うま味成分が海に流れ出ることはない。
3.実はまだ解明されていない。
さてどれでしょう?
残念ながら、全部不正解です!(答え無いのかよッ!)
正解は、単純に昆布が生きているから!昆布のうま味成分といわれてグルタミン酸は、昆布にとっても生きていくのに必要な成分です。これが流れ出ちゃっていたら、昆布は生きていけないですよね。だから、まあ、言ってしまえば海の中で耐えているようなものでしょうか。笑
というわけで、小話は以上です!ためになったような、ならなかったような…。
まとめ
いかがでしたでしょうか?「水だし」で出汁を取る方法。
出汁をとるってなんだか大変そう…。そう思っている人!ぜひ試してみてください。本当にこれだけっ?て、くらい簡単ですから。
出汁のストックがあると、味のベースに使うのはもちろん、ちょっとうま味を足したいときにも使えて便利ですよね!
さあ、この記事を読み終わったら、昆布としいたけを買いに行っていざ出汁を取ってみましょう!
というわけで、今回はこの辺で!