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他は忘れても、これだけは覚えてほしい!本当に旨いペペロンチーノの作り方

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ちょっとのコツ。「おいしい」が変わる。

 

こんにちは。ヒッサンです。

おいしいパスタ食べてますか?なんだか、自分で作るパスタがあんまりおいしくないと感じる方。まずはこのページを見てください!他は置いておいていいから!

いままで、いくつかのパスタのレシピを紹介してきました。でも、思えば本当に基本の本当に大事な部分をちゃんと説明できていないな、と。これはいかん!

というわけで、この「本当に旨いペペロンチーノ」の作り方を今回は紹介しようと思います。

 

今回紹介するペペロンチーノには、具は入れません。パスタだけ。

ベーコンも、その他の野菜も、何にもなし。最低限だけです。

シンプルだからこそ、とっても難しいです。でも、ここで紹介するレシピをマスターしておけば、あとの応用はいくらでもできます。

だからこれでけは覚えてほしい!よーく覚えてください!

 

ポイントは3つです!

ゆで汁の塩加減」・「乳化」・「火加減」。この3つ。3つだけ!

さあ、それではレシピの中で詳しく解説していきますよ!ちょっと文章が多めですが、最後まで付き合ってくださいね。

 

下の方でアレンジも紹介しているので、そっちもぜひ試してみてください!

 

ペペロンチーノ

材料です。(1人分)

 

・スパゲティ         80g

・オリーブオイル       大さじ2

・ニンニク          2片

・赤唐辛子          1本  輪切りよりも1本そのままを!

・パセリの葉         1房分

・塩(ゆで汁用)         ゆで汁に対して1.5%分

・オリーブオイル(仕上げ用)    小さじ2

 

以上です!

 

作り方

①:パスタをゆでる

さあ、いきなり最初の「塩加減」です!

茹でるときの塩加減は、1.5%(1Lに対して、だいたい塩小さじ2.5杯)を目安にしましょう!塩加減があまいと締まりのない味になってしまいます。コレだけでも今までのパスタがガラリと変わります!

塩を入れるのはいつでも構いません。ですが、パスタを入れるときには全て溶けていないとダメです。

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お湯が沸騰するグツグツと沸騰する少しまえになったら、パスタを投入!

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②:ニンニクから香りを引き出す(弱火)

 まずニンニクの皮をむきます。ニンニクは、手のひらや包丁の腹で押しつぶしてみましょう。

こうすることで、皮がむきやすく、さらに繊維が壊れて香りが出やすくなるわけです。

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ニンニクの準備ができたら、まだ熱していないフライパンにオリーブオイル大さじ2と、ニンニク2片を入れ、弱火で加熱していきます。

フライパンを傾けて、海を作るようにします。ニンニクを揚げるイメージで!

ここは焦らずゆっくりと!火が強いと香りが出る前にコゲてしまいます。

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ゆっく~り火を入れたら、徐々にニンニクがきつね色に。箸を刺してみて、スッと通るようならOK。

ずっと入れておくとコゲるので、取り出してしまいましょう。

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③:赤唐辛子・パセリ・ゆで汁を入れる()

 ニンニクを取り出したら、一度火を止めます!火力ゼロです!

赤唐辛子とパセリを入れるんですが、火にかけているとすぐにコゲます!特にパセリ!

必ず火を止めましょう。

 

赤唐辛子は、上の部分をちぎって中からタネを取り出します。種は使いません。

フライパンにそのまま入れましょう。

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パセリは手で細かくちぎって入れます。パセリなどのハーブ類は金気を嫌うので、丁寧に手でちぎってあげてくださいね!

ちなみに、乾燥パセリを使う場合は、生のおよそ3倍の体積になるように使います。けっこうな量ですね…。

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④:パスタのゆで汁を加える(ごく弱火or止)

さて、次の工程がパスタで一番大事です!!ココは覚えて!
フライパンにパスタのゆで汁を大さじ3ほど入れます。

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そうしたら、フライパンを振りながら油分と水分をよーく混ぜていきましょう!油と水だから混ざんねーよ!と、思うかもしれませんが大丈夫。パスタのでんぷん質がゆで汁には溶け込んでいるので、ちゃんと混ざります。

この工程を「乳化」といいます。パスタソースでは、この乳化がとかく大事!

ごく弱火にかけながらでも良いんですよ。

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よく混ぜていると、次第にとろ~っとしたソースになるはず!

これが、パスタとよく絡んで最高に旨いんです!絶対に覚えてくださいね。

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⑤:パスタを加える() 

さあ、乳化が終わったら、茹で上がったパスタを加えましょう。

パスタの茹で上がりに時間がかかってしまって、油分と水分が分離してしまっていたら、もう一度よーく混ぜればいいだけです。

パスタを加えて混ぜましょう。このとき、火にはかけません。ソースと絡めるだけ!

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フライパンを振るようにして絡めたら、器に盛りましょう。

ここまでくるとわかるかもしれませんが、「火加減」は基本弱火なんです!

パスタは必要以上に加熱しません。麺と絡めるときに「ジューッ」と音がしてしまうようなら火が強すぎ!弱めてください。

アツアツで提供しなければいけない!と思っている人も多いですが、パスタにそれは必要ありません。クリームソースやトマトソースを煮込む時には、火を強めますが、絡めるときには、加熱しない!コレ、意外と重要です!

 

⑥:仕上げのソースを回しかける()

それでは、最後の仕上げです。

パスタを器に盛って、空になったフライパン。ここにオリーブオイル小さじ2を入れます。火にかけずに、また、よくよく振ってとろっとさせます。

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とろっとしたソースになったらパスタの上に回しかけましょう。

火にかけずないことで、フレッシュなオリーブの香りをパスタにプラスすることができます。この技1つで、料理の仕上がりがまるで高級レストランのよう!一度やってみてください。

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さあ、これで完成!最高においしいペペロンチーノをどうぞ!

 

実食!

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文句なしに旨い!!!!

フォークを口に近づければ、ふっと香るオリーブ。適度な塩気に、ニンニクの風味と辛みが絶妙に絡み合う。思わず目を閉じて味と香りだけを堪能したくなるような、そんなパスタです。

いくつかのコツを交えてペペロンチーノの本当に旨い作り方を紹介しました。本当にこの作り方、ぜひ覚えてほしい!他のレシピは置いておきましょう。

このパスタのコツは、他のパスタを作るときにも役立ちます。とてもシンプルだけれど、シンプルゆえに難しいペペロンチーノをマスターしたら、さらに色んなパスタに挑戦してみましょう!

 

技術も大切ですが、道具や材料にも目を向けて!

パスタには超おススメのアルミフライパン!なんだか料理が上手になったように感じる…かも笑

 

 

 

基本のペペロンチーノができたら、いろいろとアレンジしてみましょう!

 ブロッコリーのペペロンチーノ!これがまたうま味が濃厚なんですよ。

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 乳化が難しい?そんなときにはコレを試してみて!

ごま」で作る和風アレンジのペペロンチーノ!

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