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料理の火加減をマスターしよう! 強火?弱火?そんなの忘れて覚えるのは3つだけ!

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こんにちは!ヒッサンです。

 

突然ですが、手近なレシピ本やネットのレシピサイトを見てみてください。

そこには、おそらく「中火で~~する。」とか、「弱火で~~する。」なんて言葉があると思います。

もちろん僕の紹介しているレシピでも使っていますし、火加減を考えるなら、必ずその文字で考えますよね。

でも、ちょっと聞きたいんですが、あなたがイメージした「中火」と僕のイメージした「中火」って同じだと思いますか?

 

例えば、「身長が大きい」という言葉でも、190cmを超えていなければ大きいとは言わない、と思う人もいれば、160cmもあれば大きい、と思う人もいるかもしれません。

 

さっきの「中火」の話だって同じこと。

要するに…、

 

言葉の尺度なんてあいまいなんです!

 

 1人1人価値観なんてバラバラなので、言葉によって持つイメージもバラバラです。

「ここは~火にして…」なんて言葉で考えたって、うまくいくはずがありません。

だって、レシピの作成者とあなたのイメージももちろん違うんですから!

 

だから、もっと直接的で、分かりやすいルールを覚えましょう!

この3つが分かれば、きっともう火加減で迷うことはないはず!

 

すぐに理解できちゃいますから、サクサクいきましょう!

 

温度をどうしたいのか!基本はこれだけ

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当然の話ですが、火を強くすれば、火にかけているものは温まりますし、火を弱めたり、火を切れば、冷めていきます。

 

そもそも当たり前の話ですが、強火や弱火というのは、火の大きさを変えることが目的ではなくて、火にかけているものの温度を調節することが目的ですよね?

それがなんだ?と、思うかもしれませんが、これが一番大事なことです。

 

上でも書いたように、「強火」や「弱火」なんて言葉はあいまいです。「強火」と一口に言っても、ガスコンロとIHではかなり違いますし、フライパンや鍋の素材によっても全く変わってきます。

それなのに、「強火」や「弱火」といった火の大きさばかりを気にしている人がとても多いです。

 

火の大きさは大した問題ではありません!

 

先ほども言ったように、火加減は温度調節が一番の目的です!

例えば、鍋に水を入れて沸騰させたいなら、温度を上げるために火を強くしますし、炒めもので焦げてしまいそうなら、温度を下げるために火を弱める。

その温度をどうしたいか。結局はこれだけ!

 

難しく考えずに、温度を上げるべきなのか下げるべきなのかを考えれば、火加減の調節はずっと楽になるはずです!

 

「一定にする」これが大切!

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 さて、続いてのルールは1つ目のものに通ずるものです。

火加減は温度を考える!と、言いましたが、いわばこれは能動的な調節になります。

「温度を上げたいから…」、「温度を下げたいから…」と自分から温度を変えていく場合の調節の仕方でした。

 

しかし、次は受動的な調節になります。

フライパンや鍋の中の温度は、火の大きさとは関係なく変化することがあります。

それは「なにか具材を入れたとき」!

 

考えれば当たり前の話ですよね。

炒め物をしていたフライパンに水を入れれば、当然、温度は急激に下がります。

水ではなくても、例えば、冷蔵庫に入れてあった野菜やお肉。こういったものを入れれば、温度は下がってしまいます。

 

そこで覚えるべきルールは「一定にする」こと!

 

水やお肉を入れて温度が下がってしまったなら、すぐに火を強くして、温度を元通りにすること。そうやって温度を一定に保つ。これが大切!

 

温度が下がったなら、火を強くする。温度が上がりすぎたなら、火を弱くする。

ほら、火の大きさがどうか、なんてたいした問題じゃないでしょう?

 

火加減はこまめに調節するもの

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最後のルールです。

ここまで読めばわかるかもしれませんが、火力というのは、かなり頻繁に調節するものです。

常に、その工程に最適な温度を保つために、火を強くしたり弱くしたりの繰り返し。

片方の手は常に火力の調節をしているといっても過言ではありません!

 

そして、3つ目のルールはそうやって火力はこまめに調節するものだと理解すること

 

そんなにコロコロと火の強さを変えるのは、なんだかせわしない気がして、あまり良くないように思うかもしれません。

しかし、料理の状態は刻一刻と変化するのですから、それに合わせて火力を変えるのはなんの不思議もありません!

 

だから、火の大きさではなく、温度を常に気にしつつ、こまめに火力の調節をしましょう!

その細かい努力が料理の味にも影響してくることは疑いようもありません。

 

最後に

火加減に関する3つのルール、いかがでしたか?

レシピを作る側としては、やはり「強火」や「弱火」といった表記のほうが簡単で、ついそう表記してしまいがちです。

 

しかし、料理を作る側はその言葉ばかりに囚われてはいけません。

あくまでそれはただの目安で、自分の料理の状況に合わせてこまめに調節してやるのです!

 

今回の3つのルールをマスターしていれば、きっと状況に合わせた火加減の調節なんてすぐにできてしまうはずです。

ぜひぜひ、「強火」や「弱火」なんて言葉からは、もう解き放たれちゃってください!

 

ありがとうございました!